Zumo de naranja.

さてさて。スペイン旅行４日目。

まだバレンシアから抜け出せない私たち。
バレンシア最終日は、街の中心にある市場に行ってみた。
ここはスペイン最大級らしいけど、あんまり大きくなかった。

東南アジアとかの市場に比べたら、だいぶ小さい気が。
閉まってる店が多くてスカスカだったから、そんな気がしたのかもしれないけど。

 

とりあえず、ぐるっと回ってみることにした。

市場には果物屋さんとか、






生ハム屋さんとか、






というか、生ハム屋さんがとても多かった。
どのお店も壮観。

上の写真をよく見ると、こんな感じで
イベリコさんの太ももをヒラヒラと薄切りにしてる現場が見れたりして。

切ない…
でもアナタとっても美味しいの。




 

そうそう。
バレンシアといえば、バレンシアオレンジ。

ホントの原産地はアメリカらしいけど、勿論バレンシアでも作ってて有名。
この市場にも沢山売ってた。
ホテルの朝食でもオレンジジュースは出てくるけど、フレッシュジュースなのかは不明。
そこで、間違いなく本物であろうバレンシアオレンジジュースを市場で飲んでみることにした。

絞りたて。
たしか、３ユーロ前後。

味はというと、温州みかんジュースみたいな…
酸味と甘みのバランスが悪い…
というか、酸味が殆ど無い。
うーん。残念。


と、最後まで残念だったバレンシア。

でも、バレンシアはそんな悪いとこばかりでもないのですよ。
ただ、観光するとこがなくて、超つまらなかっただけです。
何もしたくなくて、都会が嫌いで、英語も話したくない人にはオススメ。
泊まったホテルも凄くよかったし。
ま、私は再訪しないけど。




つまらなかったバレンシアよサヨウナラ。
再び高速鉄道に乗り込んで約３時間。
都会のマドリードに到着。

 

マドリードに着いたのは夕方だったんだけど、どうも、旅行を楽しめてない感があり
どっか行って観光しないと！という変な脅迫観念に取り付かれ、ガイドブックを開いてみた。
すると、９時までやってるらしき美術館があったので
メトロに乗って訪れることに。

そして着いたのが、ソフィア王妃芸術センター。
ここにはピカソのゲルニカがあるよ。

ソフィア王妃芸術センターでは２：３０以降は入場無料みたいで（多分ね）
お金払おうとしたら「無料よ。」と言われた。
なので、ありがたく無料でピカソの傑作を拝見。




 

芸術は爆発ですね。




 

その後、プラド美術館周辺を散策し
なんとなくやっと、海外に来た実感があったような、なかったような。

夜はスペイン広場の近くのレストランで、４回目のパエリアを食します。
（登場しなかった３回目のパエリアはバレンシアの駅カフェで食べた。なかなかだった。）

そしてこれはシーフードパエリア。
魚介がたっぷりで深い味わい。
でも、ちょっと水分と油分が多くて、パエリアというよりオジヤだった。

この辺りで、パエリアに飽きてきた私たち。
どのパエリアもなんか微妙だし、オーダーして出てくるまでに１時間以上かかるので
一皿目に頼んだお料理ですでにお腹がいっぱいになってるから
毎回、イヤイヤ食べてたりもする。

この時も、結局半分も食べれなかった気が…
その後、恐ろしい睡魔が襲ってきたので早足でホテルに帰り、眠りについたのでした。



夢の中で一句詠んでみた。

スペインよ
あなたのみりょく
どこにある
はやくしりたい
しんすいしたい。　　　　←（浸水じゃなくて、心酔ね。）

そんな時は果たして来るのか？
続編乞うご期待。


今回のタイトル：オレンジジュース。